骨って内臓だったんだ
骨って内臓だったんだ
人体の骨は約200本以上あると言われています。
あごの骨もその一つに数えられ、歯と密接な関係を持っています。
骨について調べてみると、生活に直結した興味深い様々な役割があることが分かりました。
「アンチエイジング」若返りがトピックスになるこんにちですが、
ヒアルロン酸などでしわをとったり、レーザーによるシミ取りなど美容に関することはしばしば雑誌などで特集に組まれています。
それらは外側からのアプローチですが、
骨は体の内面から全身に向けてアンチエイジングする、人体の若さをつかさどる
立派な臓器であると言われています。
骨が健康であると若返り物質がどんどん全身へ送り出されているんですね。
骨は常に新しいものに作り替えられています。形や大きさは同じであっても
年々古くなったところは壊され、新しいものに建て替えられています。
逆に言うと、老化のスイッチを握っているのも骨ということになります。
骨量が低下して骨がスカスカな状態になってしまう、あるいは骨粗鬆症などの病気になると骨折しやすくなります。大腿骨骨折(太ももあたり)を起こしてしまうと、歩行能が損なわれ寝たきりになる場合もあります。
ご高齢の方がちょっと玄関先でこけてしりもちをついてしまっただけで、骨折をしていたなど、日常生活でも起こります。
正常なサイクルだと年々古くなった骨が壊され、そこに新しい骨が作られるのですが、骨が壊され続けて新しい骨が作られない状態と言えます。
骨には他にもオステオカルシンという記憶力をアップさせるメッセージ物質を出したり、
オステオポンチンという免疫力をアップするメッセージ物質が作られたり、
さらにはテストステロンという男性ホルモンを増やす働きもあります。
骨を鍛えると、若返る、記憶力が上がる、病気になりにくくなる、妊活に有効かもしれないなど、
私たちの日常生活をより豊かにします。
さて、どう鍛えるか。
骨を刺激する運動(ウォーキング、ランニング、ジャンピング運動など)を毎日の生活に取り入れることだそうです。
もし、骨の鍛え方をご存知な方がおられましたら、情報提供して頂ければ幸いです。